2006年4月27日

プリンターやテレビが壊れた時の処理はめんどうくさいですね。私も使用不能になったプリンターやテレビを車の中や、地下室に置いていましたが、本日特殊廃棄物の処理場へ車で運び、捨ててきました。巨大なコンテナが置いてあるので、いくらでも捨てられます。ドイツでも今年から家電製品の廃棄物については、メーカーが責任を持って回収することが義務づけられています。

ドイツでもようやく若葉があらわれはじめ、春らしくなってきました。春眠暁を覚えずとはよく言ったもので、冬の間は朝5時半に起きて原稿を書いていたものですが、最近は6時を過ぎないと起きられなくなりました。今読んでいるボブ・ウッドワードの「Plan of attack」によりますと、イラク侵攻作戦を計画した統合幕僚本部のトミー・フランクス将軍は、毎朝4時に起きるそうです。

この本を読むと、CIAが大統領のために作成する超極秘情報メモNIE(National Intelligence Estimate)が、少なくともイラクの大量破壊兵器やビン・ラディンの関係については、いかにいい加減な内容だったかがわかります。毎年何10億ドルの費用をかけているのに、こんないい加減な作文しか書けないのでは、諜報機関は金の無駄遣いだという声も出てきそうです。また、大統領がこういう杜撰な情報に基づいて、多くの人の生死にかかわる決断をしていると思うと、ゾッとします。その点イランの場合は、高濃縮ウランの製造を公言しているので、間違いようもありませんが。